大磯町では、2026年4月予定の「公私連携幼保連携型認定こども園」開園までの待機児童対策として、小規模保育施設「楽友庵」を6月1日に開設した。実施主体は、認定こども園の運営事業者として選定されている社会福祉法人真澄児童福祉会。
大磯幼稚園の認定こども園移行をめぐっては、前町長時代に既存の園を民営化する計画で、24年4月の開園を目指して運営事業者の選定や園舎の建て替えにむけた設計などを進めていた。
現職の池田東一郎町長の就任後、一時は町立のこども園とし、建て替えではなく改修の方向性が示されたが、今年1月の町民との意見交換会で民営での整備方針を表明。当初の予定から2年遅れの開園見込みであることから、待機児童となってしまう0〜2歳児を受け入れ可能な小規模保育施設の開設に至った。
現在13人の児童が通い始めており、2年後を予定している認定こども園開園後は、全員が転園する。小規模保育施設の建物には大磯町大磯の介護施設だった空き家を使用。児童を受け入れられるよう改修した。椅子や食器などの備品、保育士の採用に関する事務経費は大磯町が補助した。
(問)大磯町子育て支援課【電話】0463・61・4100
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