厳選したレストランと宿泊施設を紹介する『ミシュランガイド横浜・川崎・湘南2015特別版』(日本ミシュランタイヤ(株)発行)に、大磯町のうなぎ料理「國よし」と日本料理店「松月」が一つ星の店として掲載された。
「國よし」は2012年に発行された『ミシュランガイド東京・横浜・湘南2012』で評価を受けてから4年連続の星付き。女将の宮代満子さんは「お客様に『美味しい』と言っていただけること、公式のガイドブックで評価してもらえたことはとても有り難いことです」と話す。
大磯駅前にある「松月」は、地元に滄浪閣を構えた伊藤博文公の料理人だった初代が1903年(明治36年)に開業した料亭。博文公はこの店の卵焼きをとても好んだという。
同ガイドに掲載された星付きレストラン・飲食店は36店。そのほとんどを日本料理や寿司、うなぎ、蕎麦、天ぷらなどの和食店が占めた。星は、素材の質や調理技術の高さ、味付けの完成度など料理そのものに対する評価であり、一つから三つまでの数を表示。「國よし」と「松月」に付いた一つ星は「そのカテゴリーで特においしい料理」を提供する店と位置付けている。
22日に発売された特別版は、これまで東京エリアのガイドブックに掲載していた横浜・湘南を独立させ、調査対象を川崎地域まで拡大した。神奈川県内に特化したガイドは初となる。3500円以下で食事ができる、コストパフォーマンスの高い「ビブグルマン」の店、それ以外に調査員がすすめるレストランやホテル・旅館なども含めて全390施設を掲載した。「特別版にすることで星の店だけでなく、フレンチからラーメンまで幅広いジャンルで、より多くの良店を紹介することができた」と同社事業開発担当部長の伊東孝泰さんは語る。
「ビブグルマン」には大磯町のシューズ(イタリア料理)、マッサマン(タイ料理)、二宮町のオリベ(蕎麦)、ラ・リスタ(イタリア料理)、ルスティカ(同)が選ばれた。
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