JR東日本が実施している「駅からハイキング&ウォーキングイベント」の散策コースを考案した県立二宮高校(高梨智校長)に、同社横浜支社から感謝状が贈られた。6月26日、二宮駅の縄浩太郎駅長が同校を訪問。「高校生の視点で作ったハイキングコースは斬新で、大勢のお客様に参加してもらうことができた」と企画に携わった生徒たちへ感謝状を渡した。同支社管轄区域で学生のプロデュースによる「駅からハイク」は初めてという。
コース設定やマップ作りには生徒会や美術部、歴史好きな生徒などの有志約20人が参加。「かながわ花の名所100選『せせらぎ公園』と吾妻山を結ぶ史跡と芸術の町めぐり」と題し、吾妻山公園やふたみ記念館、鶴巻田横穴墓群、旧東大果樹園跡などを訪ねる約10Kmのコースを考えた。
同イベントは5月9日から6月21日まで実施。同校の郷土資料室を特別公開した日もあり、来校者を生徒が案内したり、家庭科部の生徒が手作り菓子でもてなしたりした。
「ハイカーの方たちと交流し、とても貴重な経験ができた」と家庭科部の中野志保さん(3年)。コースの試し歩きをした山岳部の小椋拓実さん(2年)は「二宮町には、まだまだ知らない良い所が沢山あることが分かった」と話した。
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