「救急の日」の9月9日、大磯町と二宮町の消防本部が各町で啓発イベントを開いた。
「いそべぇ」がPR
大磯町消防本部は、大磯駅とスーパーたまや前でキャンペーンを実施した。町の観光キャラクター「いそべぇ」と「あおみ」が一日救急隊長として参加。朝の通勤・通学客と買い物客へ救命講習の受講や救急車の適切な利用を呼び掛けた。
町内のコンビニエンスストア5店舗に昨年度設置されたAEDの点検も行った。
24時間いつでもAEDを利用できるように、同本部はコンビニ店と協定を締結。今年8月、新たに6店舗に導入され、町内12ヵ所あるコンビニ店のうち11店舗に設置した。このほか、すべての公共施設と一部の民間企業などで計91基のAEDを備えている。
心肺蘇生法学ぶ
二宮町消防本部は、西友二宮店で救急フェアを行った。店舗入口付近にテントを張り、心肺蘇生法やAEDの使用体験、救急要請の際に必要な伝達事項を確認する119番通報体験、血管年齢測定などのブースを設け、買い物客らが救急業務に関する知識を学んだ。
消防署員の手ほどきで心肺蘇生法を体験した中井町の森鶴松さん(77)は、「肋骨が折れてしまうんじゃないかというほど強く胸を押すとは思わなかった。AEDは初めて触ったが、機械が人間の声で手順を教えてくれるので簡単に使えた」と話していた。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
呼び出しベルでオンリーワンに6月28日 |