県の運転免許試験場=横浜市旭区=が、5月6日に「神奈川県警察運転免許センター」(仮称)として開業する。
現在の試験場は1963年から82年にかけて建築された複数の棟で構成され、老朽化や移動の煩雑さが指摘されていた。新庁舎は道路を挟んだ向かい側に整備され、4階建ての各階を目的別に分けて利便性の向上を図るほか、交通反則通告センター=同市保土ケ谷区=と放置違反金センター=同市神奈川区=の機能も移転する。
1階は行政処分の手続きや講習などの業務を担い、2階は免許関係のフロアとして更新などの手続きを集約。試験関係で使用する3階、職員専用の4階で構成され、県警運転免許本部の担当者は「1つの手続きで階層や建物をまたぐように移動する必要がなくなるので、利用者の負担を抑えられるのでは」と話す。
移転後は現庁舎を解体し、試験コースの再整備や待ち合い棟の建設に着手する。21年5月に全ての整備を終える予定という。平日の試験場は県内全域から人が集まることで周辺の交通渋滞が慢性的に発生することから、同本部では公共交通機関を利用しての来場を呼び掛けている。
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