小中学生が英単語のつづり方の正確さを競うコンテスト「第9回The Japan Times Bee」(ジャパンタイムズ主催)に、大磯町在住の小学6年生石野文菜(あやな)さんが3年連続の出場を決めた。全国43校の代表が一堂に会する大会で「学校代表としての誇りを持って挑みたい」と意気込みを見せる。
同コンテストは、出題される英単語を聞き取ってスペルを一文字ずつ正確に発声し、挑戦者が最後の1人に絞り込まれるまで回答し続ける競技。米国では90年以上の歴史があり、全米大会がテレビ中継されるほど注目を集めるという。
石野さんは英語教育に力を入れる加藤学園暁秀初等学校=沼津市=に在籍。スペリングコンテストの校内選考に3年生から参加している。4年生と5年生のときには上級生に勝ち抜き、学校代表に選ばれた。最終学年の今回は決勝ラウンドで25問目の「hallucinations」(幻覚)に正解して3度目の全国大会への出場権をつかんだ。「緊張したけれど、勉強していた英単語が出たので、自信を持って答えることができました」と石野さんは振り返る。
全国大会は3月3日に都内で開催される。インターナショナルスクールなどに通う外国人生徒らも集い、英単語力日本一の座を目指す。特殊なスペルの単語や辞書にも載っていない難解な言葉も出題され、コンテストで勝ち抜くためには語彙力だけでなく、緊張感が漂う中での冷静さや集中力も欠かせないという。
英検準1級、TOEICスコア790点の英語力を備える石野さんは、スペリングの練習サイトで勉強を積むなど日々努力を続けてきた。「ベスト4を目標に頑張りたい」と抱負を語る。
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