二宮町の特産品であるみかんの皮を使って特大のモザイクアートを作るイベントが2月25日、ラディアン前広場で行われた。町内と秦野市などから親子や友人同士ら30組約100人が参加した。町商工会青年部が毎年実施している地域交流事業「ふれあい広場」の33回目。
参加者は12グループに分かれ、それぞれ1枚のパネルを担当。みかんの皮をちぎり、表と裏を使い分けて下絵に貼る作業を約1時間半かけ行った。全てのパネルを組み合わせると、葛飾北斎が二宮から眺めた富士山と鶴を描いたという風景画『相州梅沢左』をモチーフにした縦3・6m、横5・4mの図柄が完成した。
みかんの香りを放つ力作を囲んだ参加者たちは動画撮影のカメラに笑顔で手を振り、町内在住の女性は「みかんの皮を細かくちぎった甲斐がありました」と出来映えを喜んだ。
作品は3月11日までラディアン内で展示している。
50周年祝い式典
創立50周年を迎えた同青年部は同日午後、ラディアンホールで記念式典も開催した。来賓として村田邦子町長や二見泰弘町議会議長、河野太郎外務大臣、池田東一郎県議らが出席。
あいさつに立った同青年部の宮戸淳部長は「我々はこの二宮町が大好きです。多くの先輩諸兄の熱い情熱と尽力を継承し、新しい10年に向けて魅力的な商工会青年部になれるよう進化していく」と決意を述べた。
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