自転車シェアリング事業が、大磯町で3月21日にスタートした。町は協定を結んだモバイク・ジャパン株式会社らと大磯プリンスホテルで出発式を行った。
出発式には中崎久雄大磯町長、木下昇モバイク・ジャパン株式会社GM、大倉祥子大磯町観光協会長、重田照夫大磯町商工会長、野田幸嗣プリンスホテル湘南・箱根・伊豆エリア統括総支配人が出席。自転車を使ったテープカットで事業の始動を祝った。
中崎町長は「自転車の活躍の場を大磯から広げ、町の活性や地方創生につなげていきたい」と語り、木下GMは「当社にとって大磯が日本で初めてのローンチ。地域・観光の振興に役立てれば」とあいさつした。
出発式で発表された自転車の設置台数は100台。駐輪場は大磯町役場、ポートハウスてるがさき、生涯学習館、大磯プリンスホテルに設けられ、4月1日から駅前自転車駐車場も加わる。利用料金は30分につき120円だが、事業のスタートを記念して4月20日(金)まで無料で利用できる。
利用はスマートフォンにアプリをダウンロードして会員登録を行う。駐輪場検索や解錠、決済が可能で海外でも利用できる。
年内に自転車500台、駐輪場50カ所に拡大が目標。観光地を中心に、コンビニや住宅地にも駐輪場を設けることで住民の足としての利用も促進していくという。また近隣の市町にも自転車シェアを広げていき、年内で1万人の登録を目指している。
この事業に関する町の費用負担はゼロ。逆にモバイクから、役場などの専用分使用料が支払われる。
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