旧伊藤博文邸「滄浪閣」を中心とする歴史的建物群と周辺の緑地を「明治記念大磯邸園」として整備する事業について、国土交通省は整備の方針などをまとめた基本計画案を2月27日に公表した。3月19日(火)まで、町民などから意見を募集する。
基本計画案は全48ページ。事業の経緯や計画地の歴史と現況、整備の基本方針、邸宅区域ごとの整備計画、園内の動線、植栽、管理運営方針などがまとめられている。計画案によれば、旧滄浪閣の区域にエントランスやガイダンスの空間を設け、旧大隈重信別邸や陸奥宗光別邸跡の区域は保存や修復、松林の保全などを行って海への眺望を確保。西園寺公望別邸跡・旧池田斉彬邸の区域には休憩施設や交流イベントが開催できる多目的広場を設ける。国営昭和記念公園事務所のホームページ(http://www.ktr.mlit.go.jp/showa/ooiso/)か、大磯町役場2階の都市計画課窓口で閲覧可能。意見は電子メール、ファックス、郵送、同課窓口で受け付けている。
9日に住民説明会
同園に関する説明会が3月9日(土)に大磯町保健センターで開催される。午前10時からと11時から、同じ内容を実施。都市計画事業と基本計画案の概要説明などを予定。
意見募集と説明会に関する問い合わせは、昭和記念公園事務所大磯分室【電話】0463・79・8700へ。
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