星槎湘南大磯キャンパス=大磯町国府本郷=にある星槎湘南スタジアムの改修工事が完了した。日本サッカー協会(JFA)公認の競技場として、公式試合ができるようになった。
7月から約3カ月かけた工事では、人工芝の下地のコンクリートをはがしてアスファルトに替え、人工芝を新しくした。芝の中にチップを敷き、夏でも熱がこもりにくい工夫がされているという。
水銀灯だった照明設備はLEDを採用。照度300ルクスの明るさを確保した。観戦席も設置。車椅子でも入りやすいようグラウンドの周りを整地し、古い人工芝を再利用してキャンパス中庭と共に覆った。
リニューアルを祝うセレモニーが10月10日に行われ、学校と施工会社の関係者、地域の人など約150人が出席。「感謝や他者への思いやりなどサッカーを通して学ぶことは多い。この競技場をサッカー表現ができる礎として精進してほしい」。星槎グループの宮澤保夫会長は星槎国際高校湘南のサッカー部員たちを激励した。代表部員2人がお礼の言葉を述べ、眞下郁史さん(3年)は「目標に向かって日々切磋琢磨し、星槎の新たなページを開く」、高橋沙矢香さん(同)は「一生懸命努力することを改めて決意します」とあいさつした。
同スタジアムは、グラウンドゴルフの場として地域住民も利用している。
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