子育て支援策を拡充するため、中井町は1歳6カ月未満の乳幼児がいる世帯を対象に、紙おむつなどの購入に利用できる補助券の交付を6月から開始した。1カ月あたり3000円分・最大5万4000円分を支給する。
「子育て応援♡紙オムツ補助券」の交付対象は、同町に住民登録をしている妊娠34週以降の妊婦と生後1カ月から1歳6カ月未満の子ども。補助券を使って紙おむつやおしりふき用ウェットティッシュ、粉ミルク、哺乳瓶、離乳食、ベビーソープ、その他育児に必要な用品を購入することができる。協力店舗の「コメリ中井店」と「いさみや中村店」で使える(6月15日時点)。
初回は妊婦訪問時に3000円分(1000円券3枚)1回、出産後に17回の計18回配る。母親と赤ちゃんの集いの場「産後ほっとステーション」や乳幼児健診、1歳児歯科教室などでおおむね3カ月ごとに渡す。
おむつ券は今年4月分と5月分も含め、2カ月さかのぼって交付。対象となる妊婦と乳幼児は約70人を見込み、今年度事業費約220万円を予算計上した。
町健康課の担当者は「子育て支援センターには月齢に合わせたおもちゃがあり、育児に関する相談にも応じるので、補助券を取りに来た際にぜひ利用して」と話す。
問い合わせは同課健康づくり班【電話】0465・81・5546。
県内の自治体では山北町や愛川町、清川村などが同様の子育て支援事業を行っている。海老名市は出生児に紙おむつ6袋を支給。厚木市は、第1子と第2子までは12カ月分、第3子以降は2歳に達するまで紙おむつなどを家庭に配達している。
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