残りの人生を自分らしく充実して生きるための「終活」に役立ててもらおうと、二宮町が「私のエンディングノート」を作成し、無料配布を始めた。出生からこれまでの歩みを振り返り、人生の総仕上げにやっておきたいことや必要なことを整理できるようサポートする冊子。介護や終末期医療、葬儀などに関する希望だけでなく、公的な証書やカード、資産、大切な品物の情報を書き留めておくことで、家族や周りの人の負担軽減につなげる役割も持つ。
A4サイズ42ページ。法定相続人を確認するための家系図や未来の自分年表を作成したり、「大切なあなた」へメッセージを記したりするページ、行政手続きなどの相談先一覧もある。
発行部数3000部。町役場高齢介護課窓口や生涯学習センターラディアン、町民サービスプラザほかで配布。町のホームページからダウンロードすることもできる。
冊子作りは同町と鎌倉新書による官民協働事業。制作費に町の予算を使わず、広告掲載料で賄った。
問い合わせは高齢介護課【電話】0463・75・9542。
老後マネー使い方講座
老後のお金をテーマにした講座が、生涯学習センターラディアン・ミーティングルーム2で3月21日(月・祝)に開かれる。AFPファイナンシャルプランナーの石橋正道さんを講師に招き、65歳からのお金の使い方や今からできる相続対策、エンディングノートの活用方法などについて学ぶ。質疑応答の時間も設けられる。
午後2時から3時30分まで(1時30分受付開始)。参加費無料。二宮町在住・在勤者が対象。申し込み先着順30人。参加者に「私のエンディングノート」を配布する。
申し込みは地域包括支援センターなのはな【電話】0463・71・7085。【メール】nisyakyo-houkatsu@swan.ocn.ne.jp
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