今年11月29日に任期満了を迎える二宮町の村田邦子町長が、次の町長選挙に3期目を目指して立候補することを表明した。3月2日に開かれた町議会本会議で、羽根かほる議員(無所属)の予算総括質疑に答弁。「再び町民のみなさんの信任をいただけるのであれば、引き続き町政を担わせていただきたく、3期目にチャレンジしていきたいと現時点では考えている」と述べた。
村田町長は新型コロナウイルスの感染状況をふまえて「町民の生命と暮らしを守るためにも中断することなく、今後もしっかり取り組んでいきたい」と感染症対策を目下の重要課題として取り上げた。
さらに、役場新庁舎整備やホテル跡地への多目的施設建設を含めた駅周辺公共施設の再配置、施設分離型から始めて将来的に施設一体化を図る小中一貫教育校の設置などについて「(任期満了の)11月まで、令和4年度だけで完結する事業ではない。まだまだ残された町政課題がある」と説明。「それを着実に解決に導き、活力ある二宮町の発展と、町民の幸せのために次の世代へ引き継いでいくまちづくりを全力で進めていきたいと考えている」と立候補の理由と意欲を示した。
村田氏は1998年の町議会議員選挙で初当選し、町議を2期務めた。県議1期を経て、2014年の町長選挙に無所属で立候補。3選を目指していた当時の現職と新人候補者1人を破って町長に選ばれ、4年前の同選挙で再選した。
今秋予定の町長選挙への正式な出馬表明は同氏が初めて。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
呼び出しベルでオンリーワンに6月28日 |