2019年10月、台風19号の高波で被害を受けた西湘バイパス・西湘パーキングエリアの災害復旧工事が猛暑の中、進められている。12月下旬には工事が終了し、新しいパーキングエリアが完成する予定だ。
今年1月に全線開通50周年を迎えた西湘バイパスは、大磯東インターチェンジから箱根口インターチェンジまでの全長20・8Km、国土交通省が管理する無料部分約6・3Kmと、ネクスコ中日本が管理する約14・5Kmの有料部分、2つの区間からなる。相模湾を望むロケーションが人気を集める反面、台風などの高波により、砂浜の浸食や路面陥没、路肩陥没など度々大きな被害に見舞われてきた。
直近の2019年10月、台風19号では、高波によりバイパス橋脚の基礎部分がえぐられたほか、下り車線、国府津インターチェンジの先にある西湘パーキングエリアの建物が損壊、海側に設けられていた歩道デッキ、越波防止用の柵が破損した。
ネクスコ中日本では、西湘パーキングエリアの本格的な災害復旧工事を2月にスタート。高波対策としてパーキングエリア敷地全体を2・2mほどかさ上げする他、敷地を囲む波返し擁壁を2・4mかさ上げする。また、これまで海に面して建っていた休憩施設を敷地内の北側へ移す。
工事に伴う西湘二宮インターチェンジから小田原インターチェンジまでの昼夜連続・車線規制は7月21日(木)まで、昼間の車線規制は12月末までを予定している。
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