神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

二宮町消防署 16年ぶり車両更新 様々な災害現場に対応

社会

公開:2023年1月13日

  • X
  • LINE
  • hatena
新たに配備された救助工作車
新たに配備された救助工作車

 二宮町消防署が昨年12月、救助工作車と車両に搭載する救助資機材を16年ぶりに更新した。町民への初お披露目として今年1月8日の消防出初式で展示を行い、1月中旬からの運用開始を予定している。

 救助工作車は、多種多様な救助現場に対応するため、クレーンやウインチ、照明装置などを備え、様々な救助資機材を搭載した消防車両。新しい車両は、2006年に導入された旧車両に比べて車体重量が大幅に減少したことで、より多くの資機材を積載することができるほか、車内空間が広く確保されたことで出動中に隊員が防火着などの装備や資機材の準備が行えるようになった。また初めてオートマチックトランスミッション(AT)が採用され、全周囲モニタやドライブレコーダーなどのアドバンスモニタ、コーナーセンサなどの安全装置も搭載されている。さらに1つのラジコンを使ってクレーン、ウインチ、照明装置を遠隔操作することもできるようになった。

 救助資機材にも、車両に接続しなくても使用できるバッテリー式の電動油圧救助器具や、土砂災害などの現場で活躍する根切りチェーンソー、熱画像装置などが導入され、火災や地震、風水害など様々な災害現場に対応できるという。

 同署では「新車両は、時代と共に変化する様々な災害に対応するため、あらゆる面で機能が強化されている。ATの採用や安全装置も導入され、事故無く、迅速で確実な救助活動を行って、地域の安全と安心の確保に努めたい」と話している。

大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6

描こう未来の公共施設

中井町

描こう未来の公共施設

町民ら60人がワークショップ

6月28日

2030年度末に完成

二宮町ラディアン周辺整備

2030年度末に完成

1エリアに3施設集約

6月28日

地引網「台舟」知って

大磯伝統漁

地引網「台舟」知って

高齢化で継承不安も

6月21日

卓球全国大会に出場

山西小2年吉野さん

卓球全国大会に出場

チキータ武器に7月挑戦

6月21日

能登派遣の教訓共有

二宮町

能登派遣の教訓共有

全職員対象に研修実施

6月14日

レンズに収めた「さかな愛」

大磯町

レンズに収めた「さかな愛」

地元高校生が写真展

6月14日

あっとほーむデスク

  • 6月28日0:00更新

  • 6月21日0:00更新

  • 6月14日0:00更新

大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年6月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook