意見広告 虐待から子どもを守る 大磯・二宮が神奈川県政をリードする
いじめ、虐待、孤立。子どもたちを取り巻く環境は深刻さを増しています。今年の2月にも、27歳の母親が2歳の息子の頭部に暴行を加えて死亡させた容疑で逮捕される事件がありました。報道によれば出産直後から育児放棄と判断され、2年以上も児童相談所(以後、児相)が保護していたところ、母親の転居を機に保護を解除して僅か1か月後のことでした。
この児相の判断には疑問を持ちますが、一方で、昨今の児童虐待相談対応件数の増加に伴う児相の負担増も大きな問題です。対応件数が増加した自治体への聞き取りによると、児相への通告件数はダイヤル「189」の認知度の高まりなどによるものと考えられています。令和3年度の対応件数は20万7659件と、過去最多。児相ではその1件1件について検討を行いますが、児相の職員の皆さんの対応にも限界があります。
東京都などが試験的に導入している児童虐待対応のアプリは、過去の児童虐待の事例をAIに学習させ、虐待が起こりやすい家庭の特徴と通告事例を照合します。例えば、外から見えないところに暴行の痕跡があれば危険度が高くなり、他の要因と総合して判定を行います。その判定結果を参考に最後は児相の所長さん以下、専門の職員の方々が判断を行います。
経験や直感も大事ですが、毎年50名前後の子どもの命が失われていることを考えると、この技術の普及に期待を寄せると同時に、私たちの暮らす大磯町、二宮町では、子どものいじめや虐待が少しでも減るように力を尽くしたいと考えています。
盛宏明後援会
morihiroaki1107@gmail.com
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希望と安心のまちづくりへ3月29日 |
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