中井町商工振興会(相原尊行会長)主催の夜桜を眺めながら花火を楽しむイベント「花見で花火」が3月30日(土)、中井中央公園内なかい里都まちカフェ特設会場で開催される。花火打ち上げは午後7時。イベントは午後5時〜、桜のライトアップは午後6時〜。キッチンカー等が並ぶ特設会場は午後3時開場。
2023年に初開催した「花見で花火」。一度聞いたら忘れないネーミングは、曽我和久実行委員長と相原会長が食事している中で思いついたものだ。曽我さんは「もともとコロナで町が疲弊しているのを感じていた。ダジャレまじりに、『花見で花火なんてどう?』と話したら盛り上がった」と笑う。
さっそく、江戸時代から無病息災を願って花火を上げていたという慣習を、コロナ禍を経験した中井町になぞらえて昨年、第一回目となる「花見で花火」を企画。地元企業を中心に協賛が集まり、約300発を打ち上げた。テレビで取り上げられたこともあり、当日は予想を大幅に上回る人出で、駐車場も屋台も長蛇の列に。相原会長は「昨年の反省を生かし、今年は町内の企業に駐車場を借り、来場者のピストン輸送を行うほか、キッチンカーも増やしました。花火も昨年の倍近く上がります。たくさんの人に来てもらわないと」と意気込む。
第一回の開催を機に商工会に入りたいという声があったほか、商工会非会員の企業が協賛してくれることもあった。相原会長は「町が盛り上がるならと協力してくれる人ばかり。寄付してくれた人の中には、もう歩けないおばあちゃんもいた。気持ちがとてもうれしい。人口が減ってしまっている中、新たな名物にしたい」と話していた。曽我さんは「中井中央公園の桜は中井ライオンズクラブが植えているもの。桜は孫の代まで残る。家族みんなで感動できて、中井町の思い出として残る一日にしてほしい。私は当日、慌ただしいと思うけれど」と笑顔で話していた。
(問)同事務局【電話】0465・83・3211
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