30日を守る神様 本立寺で三十番神 開眼
先月28日、市内千代の光瑞山・本立寺(遠藤教温住職)の番神堂で、三十番神像の開眼供養が行われた。
三十番神とは、熱田大明神や八幡大菩薩、稲荷大明神など、日本中に祀られている30の神々が1カ月30日を、毎日順番に国と人々を守ること。同寺の三十番神像は陶彫で、小さな三十番神像が多い中、ほぼ人間と同じ大きさとなっており、「他にはない珍しいもの」だという。
当日は立教開宗という、開祖の日蓮が朝日に向かってお題目を唱え、日蓮宗の開宗を宣言した日にあたる。日蓮宗では毎年開宗会を輪番制で開催しており、この日は759回目の開宗会も同時に行われた。
また、当日はちょうど『東日本大震災』の四十九日にあたる日。同会に集まった市内外の日蓮宗の住職たちと檀家らは、震災で亡くなられた方々が無事浄土に行けるよう冥福を祈った。
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