出るか、高2以来の地元HR 小田原高出身のプロ野球選手・青木智史氏が凱旋ナイター
小田原球場で27日(水)、独立リーグ・新潟アルビレックスベースボールクラブと横浜ベイスターズ(2軍)の交流戦が行われる。同球場でプロチームがナイターを行うのは初。新潟では小田原高校からプロ野球に進んだ青木智史氏(31)がプレイングコーチとして活躍しており、青木氏の13年ぶりとなる地元凱旋試合となる。
青木さんは1979年生まれの31歳。小田原高校3年の時、広島東洋カープにドラフト6位で指名され入団した。
日本のプロ野球は3年で退団したが、国内にとどまらずアメリカやオーストラリアの独立リーグを渡り歩き、08年から北陸・甲信越・北関東の6県からなるBCリーグの新潟に所属。2年続けてホームラン王に輝くなど、持ち前の長打力を発揮し、活躍している。
今回は新潟球団をはじめ、青木氏の友人などの協力で「青木智史帰郷記念交流戦」として凱旋試合が実現した。
小田原球場で公式戦を行うのは高校3年の春の大会以来。2年生の春の大会ではホームランを放ち、勝利した思い出の球場だ。しかしプロ野球選手として活躍する姿を地元の人たちに見せる機会はなかった。
「小学校1年の時、横浜スタジアムのカクテル光線の下で躍動するプロ野球選手の姿を見て、『プロ野球選手になる』と言う自分の夢は決まった。夢を叶えた自分が、同じように地元の子どもたちに夢を与える姿を見せたい」。27日の試合にはそんな使命感を持って臨むという。
同じチームにはヤクルトスワローズや大リーグ・ホワイトソックスなどで活躍したクローザー・高津臣吾投手も所属。当日の試合展開によっては高津投手の姿も生で見ることが出来る。
プロ野球のナイターが行われるのは初めての小田原球場。青木氏は「家族で雰囲気を楽しんで欲しい」と話し、自らは「がむしゃらに全力プレー」を約束してくれた。試合は午後6時(開門は午後4時)から。雨天の場合は翌28日(木)に順延。
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9月28日~11月5日