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日本の伝統工芸品や食品を紹介、販売するサイト「NIHON ICHIBAN」を運営する ゾェルゲル ニコラさん (株)ちん里う本店常務取締役 42歳

公開:2012年9月29日

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ゾェルゲル ニコラさん

探究心あふれる行動派

 ○…日本の逸品を探して、全国各地を奔走。自ら物づくりの現場にも赴く。温泉地に泊まったときの出来事。テーブルに出てきた茶色の棒が、はじめはなんだか分からなかった。正体はかつお節。自分で削る体験をしたことで「本物」を知り、興味がわいた。実際にかつお節工場に足を運んだときのこと。「おろしたてのスーツでくん製室に入ったら全身がかつお節臭に包まれました。スーツは帰ってすぐにクリーニングに出しましたね」と屈託なく笑う。手作りのものには魅力的なストーリーがたくさんある、と話す。

 ○…ドイツ人の父とフランス人の母のもとに生まれ、ドイツで育つ。オーストリアに留学をしていた妻と知り合い、24歳で結婚した。31歳で来日、今年2月に勤務先を退職、8月からは小田原で暮らす。5代目の社長となる妻とともに店に入るのは「大きな決意」が必要だったそうだ。「自分とはなにか」と自問した。それでも自分のやるべきことを一本に絞りたい、と心を決めた。「後悔はないけれどまだ心配はある」と話すが、表情はとてもやわらかだ。

 ○…小さい頃はシャイだった。16歳で始めた社交ダンスが内向的な性格を変えるきっかけに。千人の観客を前に、アガって転んだことがある。それでも前を向いて踊らなければならず、自信につながった。いま自分を評するならば「好奇心旺盛」。人と話すことが好きで、現在5カ国語を操る。ゆくゆくはもう3カ国語をマスターしたいそう。「人生は短い。やりたいことを全部やっていたら、時間が足りるかな」。

 ○…デジタルの技術を駆使してアナログの魅力を伝える。今は英語版のみのサイトも、言語数を増やすことが目標だ。そして国内外にアンテナショップを作りたいという夢もある。「本物の良さは手に取って初めて分かるもの。国内の製品だけでなく全世界の伝統品を守り、残したい」。日本語版のサイト開設が楽しみだ。
 



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