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公開日:2014.03.29

巨大「かまぼこ城」が登場
かまぼこ桜まつり開幕

  • 板を使って城を製作

 「小田原かまぼこ桜まつり」が本日3月29日(土)と明日30日(日)、城址公園二の丸広場で開催される。2日間とも午前10時から午後5時まで。かまぼこ各社の製品が一堂に会すほか、板の積み上げを競う一夜城合戦やききかま大会などが行われる。

 18回目を迎える今年は、地元の間伐材を使った幅・高さ2mの巨大「かまぼこ城」が登場する。

 城は、主催の小田原蒲鉾協同組合が昨年10月に企画。三の丸小学校の児童31人のアイデアをもとに、建築家の櫻井泰行さんが設計した。「子どもたちの夢のお城をカタチにした」と櫻井さん。製作には、関係者に加え地元の人々も協力した。三の丸小1年の小林紗漣(さら)さんと安田留奈さんは3月8日の合同製作に参加し、「完成したものを多くの人に見てほしい」と話した。

 また、会場では地魚と地元間伐材で仕上げた「オール小田原」の板かまぼこなども試食で振る舞われる。同組合が2年前から製品化に向けて動き、来年度中の一斉発売を目指している。同まつりの実行委員長・土屋敬蔵さん(27)は「地元の魅力を味わってほしい」と期待を寄せた。

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