約2300個のちょうちんが小田原城の堀を幻想的に彩る「第23回小田原ちょうちん夏まつり」が本日7月26日(土)と明日27日(日)、城址公園を中心に開催される。
今年は特別企画として、「デジタル掛軸 あかりの饗宴」を実施する。時間は両日日没から午後10時まで。小田原城の外壁に4方向から100万枚のデジタル画像を投影し、万華鏡のような鮮やかな模様を、城の外壁に描く。
まつりは26日正午のステージイベントからスタート。例年熱の入った踊りが披露される「小田原ちょうちん踊りコンクール」は午後5時半から。午後6時50分頃から、市内24の小学校の児童が手作りしたちょうちんアートの点灯式が行われる。今年は三菱化学株式会社小田原(市内成田)が開発した、ろうそくと同じゆらぎが再現できる発光ダイオード(LED)ランプを、同社に一番近い豊川小学校のちょうちん126個に使用。同社の加藤英仁センター長は「子どもたちが作った小田原ちょうちんの良さを再確認するお手伝いができれば」と思いを込める。
27日は、午前11時半からステージで、地元アイドル「ぷらむ〇ガーデン」が歌やダンスを初披露。午後4時半頃からは22基の神輿が城周辺を練り歩くほか、小田原城太鼓合戦もまつりに花を添える。
みこしパレードにともない、城周辺では午後4時半から7時20分まで大規模な交通規制が行われるので、注意が必要。詳細は市観光協会のホームページで確認を。(問)【電話】0465・22・5002
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