日立グループ会社、秦野へ 跡地利用は未定
巡礼街道沿いの日立製作所のグループ会社「(株)日立情報通信マニュファクチャリング(以下、日立情報)/市内国府津2880」が、2016年9月末をめどに秦野に集約されることがわかった。
移転の理由について日立製作所広報は「生産管理や作業効率の向上を目的に、グループ会社を集約するため」と説明している。
同社は体育館やグラウンドを含む土地約4万平方メートルを所有。移転後の利用については「検討中」とし、明確には決まっていない。
移転について市産業政策課は遺憾の意を示し「(用途地域が工業地域であることから)日立製作所の関連企業での利用を」求めている。
現地は1966年10月に日立製作所神奈川工場小田原分工場として開業。昨年10月にはグループ会社の日立情報として運営を開始し、情報通信機器(ストレージ)などの生産を行っている。現在、事務所の従業員は約900人で、秦野市にある「ITプラットフォーム事業本部神奈川事業所」に集約される予定だ。
なお、ダイナシティ・イースト北側にある日立製作所情報・通信システム社ITプラットホーム事業本部は小田原に残る。
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