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小田原の古刹に納骨堂が完成 飯田山福田寺(ふくでんじ) 市内初の屋内納骨壇形式
少子化が進み、先祖代々のお墓を守ることが難しい時代。「夫婦二人だけ」「子どもが離れてしまっている」「お孫さんがいない」など、家庭の事情が様々ある中でも、故人を偲ぶこころは変わらないもの。
このほど小田原市飯田岡の飯田山福田寺に完成した納骨堂は、各家・各人が先祖を敬うこころを大切にできる、小田原市で初めての納骨壇形式。各家・各人が各々の納骨壇をもち、屋内で礼拝供養ができる。
飯田山福田寺は平安時代後期の1136年創建、弘法大師(空海)の教えを伝える東寺真言宗の古刹。納骨堂をつくるにあたり、「お寺は様々な先祖供養の方法を提供できるよう、受入体制を整えておくことが大事」と、様々な家庭のニーズに対応できるように検討を重ねたという。「少しでも将来の供養に迷っている方は、ぜひ相談してみてください。きっといい方法が見つかると思います」と橋本尚信住職は話している。
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