小田原のジュニアゴルファーたちが活躍している。高校生にとって最高峰となる日本ジュニアゴルフ選手権に市内南鴨宮出身の山田直紀君(拓大紅陵高2年)が出場。桜井小6年の佐藤心結(みゆ)さんは、今月の全国小学生ゴルフ大会に挑む。
「悔しさはあるが、それ以上に勉強になった」。8月19〜21日に埼玉で開催された日本ジュニアの大会後、山田君は清々しい表情を浮かべた。
酒匂中から千葉県のゴルフ強豪校に進み、高みを目指す山田君。7月のブロック予選、関東予選ではドライバーが安定し、アプローチも冴え、「大きな目標にしていた」という全国の出場権を得た。
全国では「緊張もあった」と振り返るように、パターを決めきれない場面も。初日が78、2日目を76でまわり84位タイで最終日の第3ラウンドには進めなかった。ライバルたちのドライバーショットを目の当たりにし「今は250ヤードぐらいなので、もっと伸ばさないと」と課題をあげ、学校で取り組む体幹トレーニングや、重い木製バットによる素振りで飛距離アップを目指す。
夏休み中は練習や試合が続きゴルフ漬けの日々だった山田君だが、8月30日には、地元の友人たちとボウリングで束の間の休暇を楽しんだ。「来年こそは全国で上位に食い込みたい」と話し、寮のある千葉へ戻り練習に励む。
歌うことでリラックス
佐藤心結さんは、7月に千葉で行われた関東小学生ゴルフ大会で4位に入り、初の全国出場を決めた。
小学1年からゴルフを始め、昨年の関東大会に初出場したが予選落ち。その悔しさを晴らすべく、小学生最後の年に「全国出場」に再挑戦。関東では序盤からショットが安定し好位置に付けると、「パーオンを繰り返すことができ、パターの調子も良かった」と手応えを感じていた。試合の合間には「緊張しすぎて流れを壊さないように」と、大好きな「三代目J Soul Brothers」の曲を口ずさんで力を抜いた。
炎天下でのプレーでは、キャディーを務めた父・克俊さんからサポートを受けた。「熱中症にならないよう水分をこまめに取れたことも力になった」と、後半も粘りのプレーでスコアを77まで伸ばしホールアウト。「楽しくプレーしたのが全国に結びついてうれしい」と佐藤さんは喜んだ。
指導にあたる三觜喜一コーチは、「全国でも臆せずに自分のプレーをして上位を狙ってほしい」と期待を寄せる。9月22日(火・祝)の全国小学生ゴルフ大会を前に、佐藤さんは「一打、一打をより大切にして上位に食い込みたい」と意気込んでいる。
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