寶壽寺で新たな幕開け 晋山式に250人
市内石橋の石王山寶壽寺(ほうじゅじ)で4月2日、原章倫(しょうりん)住職(38)=写真=の「晋山式」が行われた。
約500年前に創建された同寺は、1180年(治承4年)に源頼朝が石橋山で挙兵した際、先鋒を任され初の戦死者となった佐奈田与一義忠を奉り、「のどの神様」として知られる佐奈田霊社の管理もしている。
寺院で新たな住職が就任する際に行われる晋山式。当日は江戸消防記念会と市内外のとび職組合らによる木遣りの奉納や、檀家や来賓約250人が般若心経を唱和した。
原住職は「『歴史ある寺院を守っていく』という重責を受け止め、今後も精進していきたい」と語った。
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