小田原海外市民交流会が毎年行う「海外姉妹都市青年交流事業」。アメリカ合衆国カリフォルニア州チュラビスタ市の青年と、相互交流する事業だ。
目白大学外国語学部4年の佐藤綾香さん(21・久野在住)は、昨年の同事業参加者の一人。印象を聞くと、開口一番「美味しいハンバーガーやタコスを毎食のように食べた」と食の話。日本にいては気付きにくい海外の食文化は強烈だった。
小田原市の代表として行くため、チュラビスタ市長への表敬訪問や、警察署など公的機関の視察もする。小学校の授業を手伝ったときは、折り紙の折り方や、漢字の成り立ちを英語で教えた。中学の英語教諭を目指している佐藤さんは、身振り手振りを交えながら伝え、子どもたちのリアクションを見れば「理解してくれているのが分かった」と手応えを感じた。
外国での「壁」のひとつでもある言語。しかし、「話すことができれば世界が広がる。いろんな国に友人ができるんです」と佐藤さん。現地や小田原市でともに過ごした同年代の仲間とは、今でもSNSを通じて連絡を取り合う。青い海を見ながら白い砂浜で火を囲み、語らいあった時間は「素敵な青春です」とにっこり。
同会は、事前事後研修を含め今年6〜10月に行われる同事業の参加者を募集中。市内在住・在学などの18〜28歳の男女が対象。市文化政策課他にある申込書に必要事項、応募動機などを記入し5月13日(金)までに提出。応募者の中から書類審査、面接(英会話含む)を経て派遣生を決定する。
費用、日程の詳細は同会事務局(同課内)【電話】0465・33・1703へ。
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