神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

千代中イレブンが県準優勝 県中学校サッカー大会

スポーツ

公開:2018年1月27日

  • X
  • LINE
  • hatena
念願の等々力のピッチで笑顔を浮かべる千代中イレブン
念願の等々力のピッチで笑顔を浮かべる千代中イレブン

 等々力陸上競技場などで1月7日から20日まで行われた第67回神奈川県中学校サッカー大会で、千代中学校が準優勝した。

 予選となる県西大会を優勝した千代中イレブン。県大会初戦の湘洋中(藤沢市・湘南3位)をキャプテン吉田優希君のPKで1―0で破り、幸先よくスタートを切った。2回戦の日本大学中(横浜市・横浜A1位)は後半途中まで両チーム無得点だったが、一瞬の隙を突かれリードを許す。しかし、その後立て続けに4点を奪い、次戦に駒を進めた。準々決勝では川崎1位の長沢中に先制を許すも2点を奪い、逆転勝ち。「勝ち気な子どもたち。11人全員で攻撃して1つひとつのパスにもこだわった」と石井豪顧問が話すとおり、攻撃的な戦術が体現された。

合言葉は「等々力に行こう」

 大会前に初戦の試合会場がJリーグでも使用される等々力陸上競技場だと知らされ、モチベーションが高まっていた選手たち。しかし会場変更で、準決勝まで勝ち進まないと等々力でプレーすることができなくなった。「勝つしかないな」石井顧問の言葉を受け、気持ちを切り替え「等々力に行こう」を合言葉に一丸となったイレブンに、その時がやってきた。

 準決勝は昨夏、全国大会に出場した強豪・鵠沼中(藤沢市・湘南2位)が相手。「ピッチ、ロッカーの雰囲気にチーム全体が緊張感を持って挑めた」とチームの士気が高まり、迎えた一戦。前半から攻め込まれ、0―1で折り返すも後半、相手の足が止まった残り15分から猛攻を仕掛けると一気に3得点。試合を決めた。

 決勝の希望が丘中(横浜市・横浜C1位)戦は前半0―0で折り返すが後半にPKとロングシュートを決められ、リードを許す。「最後まで諦めずに点を獲ろう」とチーム全員で攻め続け、終了間際に1点を返すも反撃は及ばなかった。

 石井顧問は「いつもどおりに子どもたちの持っているものを最大限に発揮できることを意識した」と采配を振り返る。敗戦後には「夏は全国に出て、優勝しよう」と、すでにチームは前を向いている。

 キャプテンの吉田君は「準優勝の悔しさは今後に活かせる。等々力のピッチに立ててうれしかった。今後は追われる立場になるが県2位ということは一度忘れ、また日々の練習に集中していく」と話した。

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6

新玉小で奉安庫を発見

新玉小で奉安庫を発見

戦前・戦時中の学校伝える

11月23日

有償ボラで介護人材確保

有償ボラで介護人材確保

小田原市、プラスロボと協定

11月23日

「歌とダンスで笑顔に」

「歌とダンスで笑顔に」

同窓会を機にフェスタ企画

11月16日

整備・活用の方針示す

旧市民会館跡地エリア

整備・活用の方針示す

小田原市 基本構想を発表

11月16日

男子駅伝、県で2連覇

相洋高校

男子駅伝、県で2連覇

1区から抜け出し完全優勝

11月9日

3事業にグッドデザイン賞

3事業にグッドデザイン賞

地域に根差す事例が高評価

11月9日

あっとほーむデスク

  • 11月23日0:00更新

  • 11月16日0:00更新

  • 11月9日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • 1/Fゆらぎ

    元セリエA記者・佐藤貴洋がFリーグ解析

    1/Fゆらぎ

    1/fゆらぎのような「五感に響く心地よさ」をFリーグで

    11月23日

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook