南鴨宮の未来っ子幼児教育センターの20周年と、運営する(株)こどもの夢と未来舎の30周年を祝う会が4月1日に同センターで開催された。
1歳から6歳の未就学児を対象とした同センターは、川が流れる自然あふれる園庭での外遊びや、合気道や和太鼓など専門指導員によるレッスンを行うのが特徴。感性豊かな子どもに育てようと五感による体験も重視し、毎年夏には富士登山にも出かけている。
式典では代表取締役の佐藤節子さんが設立の経緯や謝辞を述べたほか、職員が竹輪やトイレットペーパーの芯を楽器にした演奏を披露した。
また、卒園生を代表してあいさつした大学生の森重太良さんは、高校時代の短期留学、熊本地震後に自ら立ち上げたボランティア団体の活動などについて語り、活発な性格は「伸び伸びした環境で生活し、思い切り遊んだ未来っ子での体験があったからこそ」と語った。同じくモハメディ亜沙南さんは、「他ではできない貴重な体験を積み、自己表現できるようになった」とし、舞台女優を目指していると話した。
会食では職員らによる手作り料理が振る舞われるなど、式典は終始和やかな雰囲気に包まれた。
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