接客ロールプレイング大会「LUSCA STAR2018」が6月19日、ラスカ平塚で開催され、ラスカ小田原から1階の崎陽軒・前田なつみさんが3位に輝いた。また、5階のエースコンタクト・山崎仁呂子(ひろこ)さん、3階のキタムラK2・鈴木理紗さん、4階のヘザー・堀井真由美さんが優秀賞に入賞した。
前田さんと山崎さんは、(一社)日本ショッピングセンター協会のロールプレイングコンテスト関東・甲信越大会(9月)に出場する。
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「接客は大好きなんですが沢山の人から注目されるのは苦手で」とはにかむのは崎陽軒の前田さん。大会では目の前にいる客役のことだけを無我夢中で考えた。家に帰って料理をしたくないという要望の客役に、容量が多めの商品を提案。食べきれなかった分は、トマトソースとチーズをかけてオーブンで焼きイタリアン風にしたり、串に挿しホットケーキミックスをつけて揚げ、アメリカンドック風にしたりと崎陽軒のレシピ本で学んだ楽しみ方を提案した。
審査員から評価された豊かな表情は服飾品や食品など10年以上の接客で培った商売道具。「人と接することが好き。お客様から元気を頂いています」と言わずと知れた「おいしいシウマイ」を、自信を持ってすすめる。
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昨年はベストスマイル賞を受賞したエースコンタクトの山崎さんは今回「出るからにはバッジを」と意気込んでいた。店舗来店客層は10〜70代と幅広い。しかも、各人が抱える不安や問題は千差万別だ。そこで山崎さんは会話の中でそれらを聞き出すことに注力。出迎えの笑顔は欠かさず、話しやすい明るい雰囲気を創出。「有名な商品がお客様全員に合う訳じゃない。お話を聞いた上で提案させて頂いています」と豊富な知識と経験を駆使して提案する。
岩手県出身で、入社時は検査職種志望だったが「販売が向いている」と才能を見出され10年。「寄り添う」というラスカと自社共通のマインドを意識し、顧客が求めていることを考え、受賞バッジを胸に期待以上のサービスの提供を心がけている。
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