「しまむらストアー」を展開する株式会社しまむらが11月1日、たちばな店(市内中村原)で移動スーパー事業を開始した。近隣に店舗がなかったり交通手段が無かったりする、買い物弱者を支援する。移動スーパーを全国展開する「とくし丸」と連携する取り組みで、同社として2例目、小田原市内では初。
しまむらの移動スーパー事業は、パートナーとして業務委託を受けた個人事業主が担う。たちばな店を拠点にする移動販売は、中井町の金子航大さん(22)が事業主だ。特別仕様の軽トラックに、生鮮食品や雑貨など400種類以上の商品を積み小田原市、二宮町、中井町の約100世帯を1週間に1〜2回訪問する。
事業の準備として金子さんと同店スタッフは、8月から対象エリアの全世帯に案内チラシを配りながら訪問先の世帯を1軒ずつ開拓してきた。初日の出発式で金子さんは「地域の皆様の力になれるよう頑張ります」と抱負を述べた。
同社は11月12日、小田原市と地域見守り活動の協定を締結した。移動販売の訪問先や移動中に、客の異変を感じた場合市に連絡する。
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