小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年11月24日
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積善会看護専門学校(曽我岸)で10月末、1年生を対象に車椅子社交ダンスの授業が行われた。
解剖学や病理学といった専門分野の他に、看護師として求められる人間性を養うことを目的に毎年実施されているもので、全日本車椅子ダンス協会副理事長の高根澤雅子さんが講師を務めた。
車椅子利用者でも楽しめるようにアレンジされた社交ダンス。しかし、学生らは馴染みがないうえに、車椅子の動きに合わせることが難しく、四苦八苦する場面も見られた。自身も看護師としての経歴をもつ高根澤さんは、「共通の話題が見つかると、とたんに患者がイキイキとすることがある。自分の好き嫌いではなく、患者に寄り添うためには色々な知識や経験を積む必要がある」と指導にあたった。
受講した野中駿さんは、「入院生活ではできることが限られるので、患者の息抜きに役立つと感じた」と感想を話した。また、富田英巴さんは、「社交ダンス以外にも多くのことに興味をもてば、看護の現場で患者に提供できることが増えると実感した」と語った。
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