小田原市選出で自民党の神奈川県議会議員・守屋輝彦氏(52)が12月26日に市内で記者会見を開き、2020年5月に予定されている小田原市長選挙に出馬する意向を明かした。今春の県議選には立候補しない方針だ=12月26日起稿。
本紙が12月25日に独自に行った取材に対し、守屋氏は出馬理由について「小田原を元気にするために、県職員や県議として培った実績をどう発揮すべきか考えた結果」と説明。県議続投の選択肢もあるなか、「例えば、予算を執行できる首長の力は大きい。高齢化による人口減少など、地域課題解決に対して直接的に取り組むためには、小田原のリーダーになることが一番」とし、市長に立候補する決意を固めたという。
加藤憲一市長の市政については、「市民活動が非常に盛んになったのは、市民派である加藤市長ならでは」と評価する。一方、スピード感をもってスケールの大きなまちづくりに取り組むためには、「時にはグイグイ引っ張っていくリーダーシップが必要」と話した。
来春の県議選に立候補し、当選した場合に任期途中で辞職して市長選に挑戦する選択肢もありえたが、「大変な戦いに挑むことになるが、出馬を決意した以上、退路を断つのが筋」とも述べた。県議の後任は立てない方針。
守屋氏は県職員を経て11年に県議会議員に初当選。現在2期目で、環境農政常任委員会では副委員長を務める。
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