全国梅酒品評会2018の日本酒梅酒部門で、大井町の石井醸造(株)が生産する「曽我梅林の梅酒」が16年に続き、二度目の銀賞を受賞した。
曽我梅林産の梅「白加賀」を使用し、同社の伝承製法「もち四段仕込み」の日本酒で仕込んだ梅酒は毎年、720ml瓶約2万本が生産されている。
今回の受賞を受けて12月6日、石井孝典社長と下曽我の梅生産農家の穂坂達夫さん、鳥居隆司さんが加藤憲一小田原市長を表敬訪問し、受賞の報告をした。石井社長は「すっきりとして甘みがあり、まろやかな味に仕上がった。地元の梅農家さんと共に生産した商品で二度目の受賞は大変うれしい」と喜びを語った。また穂坂さんは「毎年、使用する梅のヘタを取るのが大変だが、白加賀の認知度向上と需要が安定することはうれしい」と話し、鳥居さんも「同級生たちが中心となって下曽我の梅農家が協力できていることは地域にとってもいいこと」と述べた。
「曽我梅林の梅酒」は同社のホームページのほか小田原市内のスーパー、小田原駅の土産売り場などで購入が可能。1本(720ml)1512円(税込)。
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