昨年9月、市内小八幡にドイツ・ミュンヘン出身のペットシッターが誕生した。名前はアドルフ・ラインハートさん(54)。
犬や猫、小動物などを飼っている家に訪問し、飼い主に代わってペットの餌やりやトイレ掃除、散歩、ブラッシング、時には介護などを行うのがペットシッターの仕事だ。最近は、飼い主が高齢になり十分な世話ができない、ペットがデリケートでペットホテルに預けられない、といった悩みを抱える飼い主からの依頼が増えているという。
アドルフさんは20年前、オーストラリアで妻・文さん(47)と知り合い結婚。9年前、日本に移り住み昨年4月に小田原へ。動物福祉が進んだドイツで生まれ育ち、子どもの頃から犬や猫と生活を共にしてきた。その経験を生かし、講演会や動物保護施設などでボランティア活動を続けている。「大好きな動物に関わる仕事をしたい」と昨年、小田原への転居を機に日本ペットシッター協会認定・ペットシッター士の資格を取得。現在は働きながら、通信講座で動物心理学を学ぶ毎日だ。
飼い主の相談相手になることも自分の大切な役目だと語るアドルフさん。「私は動物たちとその家族を笑顔にするペットシッターでありたいんです」
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「素晴らしい絵本」に感動3月8日 |
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