小田原出身のロックバンド「藍坊主(あおぼうず)」がCDデビュー15周年を迎え、2月11日に小田原市民会館で凱旋ライブを行う。
藍坊主はリーダーの藤森真一さん(ベース・西湘高出身)、hozzyさん(ボーカル・相洋高出身)、渡辺拓郎さん(ドラムス・足柄高出身)、田中ユウイチさん(ギター・足柄高出身)の4人組バンド。高校時代は別々のバンドを組んでいたが、幼馴染みの藤森さんとhozzyさんが意気投合したのをきっかけに1999年、前身となる「ザ・ブルーボーズ」を結成、地元小田原を中心にライブ活動を始めた。2000年にバンド名を「藍坊主」に改名、活動場所を東京に移した。
03年、インディーズデビューアルバム『藍坊主』をリリース。タワーレコード小田原店(閉店)で開いたインストアライブにはファン約650人が駆け付け一躍注目を浴びた。翌年、メジャーデビュー。05年からワンマンツアーを開始すると、渋谷公会堂やZeep Tokyoなど次々にチケットはソールドアウトに。その後も精力的にライブ活動を続け、11年には念願の日本武道館でワンマンライブを果たした。
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「『ありがとうございます』の気持ちを込めて回らせてもらっています」。現在、15周年記念ツアーで全国を駆けまわっている4人。市民会館のステージに立つのは、12年以来2度目だ。15年に自分たちのレーベルを立ち上げてから今まで以上に地元小田原を意識するようになったという彼ら。JR小田原駅の発車メロディ『お猿のかごや』の編曲を藤森さんが務めたのも地元愛の証といえる。「15周年のラストは小田原でライブを行いたいと思いました。小田原の皆さんに是非見て欲しい」
近々、新曲『レタス』を発売予定。「15年間リリースを重ねてこられたからできたような、音楽の面白さと疾走感を兼ね備えた楽曲になっています」とhozzyさん。
市民会館公演は午後5時開演。全席指定で前売り4600円、当日5100円。イープラスほかで販売中。(問)ホットスタッフプロモーション【電話】03・5720・9999
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