小田原市議会議員選挙が4月21日に行われた。投票率は42・13%で過去最低だった4年前の41・91%を0・22ポイント上回った。
今回から1議席減の定数27に対し、現職19人、元職1人、新人17人の合計37人が議席を争う中、開票開始から2時間半後の午後11時半には、ほぼ大勢が判明した。最多得票は、3273票を獲得した新人の小谷英次郎氏(38)。小田原高校の元教師で、教育改革、子育て世代の支援など、若年層への政策を中心に訴えてきた。市選挙管理委員会によると、新人のトップ当選は2012年5月の補欠選挙を除き、記録がある1987年からは初めて。小谷氏は「市民の皆様からいただいた期待に必ず成果として報告できるよう、まい進してまいります。特に社会的に弱い人、小田原で暮らし辛さを感じている人のそばに立って、政治を行っていきたい」と抱負を語った。
新しい議会の顔ぶれ揃う若手候補者が躍進
当選者の内訳は現職16人、元職1人、新人10人。最多当選回数は加藤仁司氏(57)の7回で、最年長は木村正彦氏の72歳、最年少は新人の岩田泰明氏の37歳となった。
小谷氏に続き、2位で当選したのは現職で前回トップ当選の楊隆子氏。「脳血管障害や産前産後のケア、待機児童の解消や子どもの教育環境を整えていきたい」と3期目へ思いを述べた。楊氏を含め、女性候補者は全員が当選。女性議員は改選前から1増の6人となる。
また、小谷氏や岩田氏、宮原元紀氏(39)、池田彩乃氏(41)ら30・40代の若手新人候補者が躍進。当選者の平均年齢は56・18歳で、4年前より1・49歳若返った。
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