参議院議員選挙の投開票が7月21日に行われた。比例代表で2回目の当選を目指した自民党元職の井上義行氏(56)は、8万7946票を獲得したが党内順位25番目となり、自民党が獲得した19議席に入らず落選した。
21日夜、井上氏と支援者ら約70人は小田原市内に集まり、テレビやインターネットの開票情報を固唾をのんで見守った。開票が進むにつれて苦戦が伝わるなか、翌22日の午前6時30分頃、井上氏が支援者の前に立ち「私の力不足で結果が出なかった」と敗戦を認め、「支えていただきありがとうございました」と頭を下げた。小田原市では1万票余りを得票した井上氏。報道陣の取材に対し「全国での動員も多く、小田原市内を回っても感触は良かった」と振り返り悔しさをにじませた。今後については「白紙の状態」と答えた。
神奈川選挙区は現職4人が当選
神奈川選挙区は改選4議席を14人が争い、自民党の島村大氏(58)が91万7058票でトップ。以下、立憲民主党の牧山弘惠氏(54)74万2658票、公明党の佐々木さやか氏(38)61万5417票、日本維新の会の松沢成文氏(61)57万5884票で当選、現職4人が議席を守った。次点は日本共産党の浅賀由香氏42万2603票。
投票率は県全体が48・73%で前回を6・73ポイント下回った。小田原市は46・77%(前回比5・57ポイント減※選挙区)、箱根町は47・28%(同5・37ポイント減)、湯河原町は48・33%(同5・20ポイント減)、真鶴町は55・98%(同5・52ポイント減)だった。
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