小田原駅東口お城通り地区再開発事業により、新築工事中の再開発ビルの愛称が「ミナカ小田原」に決定した。ビルは地上3階建ての商業棟と地上14階、地下1階建ての高層棟で、2020年秋にオープン予定。
愛称は今年7月に公募。624件の応募があった中から、事業施工者の万葉倶楽部株式会社(本社/小田原市栄町)の高橋弘会長、加藤憲一小田原市長ら5人による選考委員が厳選した結果、藤沢市在住の女性が発案した「みなか」が採用された。
「みなか」の由来は「真ん中(中心)」という意味の古語。万葉集の中で日本一の霊峰・富士山を表す言葉としても使われている。命名にあたっては「未来の小田原で多くの人がであい、ゆきかい、にぎわう中心(みなか)として愛されるように」という願いとともに、同じく万葉集から引用された『令和』の新しい時代の幕開けを象徴する施設となるよう期待を込めたという。加藤市長は「万葉集が典拠の、品があり凛とした響きを持つ、令和に相応しい名称。その名の通りの、小田原の新たな中心になってほしい」と話している。
また、隣接する「ラスカ」、「ハルネ」、「ウメコ」の名称にならい、同じ3文字にこだわったという。高橋会長は「一目で気に入った。新しい中心となり、お客様をまちなかへ案内できる施設にしていきたい」と意気込みを語った。
愛称と同時に発表されたロゴマークはローマ字表記の「i」と「a」に、中心点をイメージした「〇」があしらわれ、ポイントカラーの赤い丸は太陽と月を表現している。
![]() 宿場町の風情を感じさせる完成イメージ
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