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小田原・箱根・湯河原・真鶴 経済

公開日:2020.02.08

マッチングで事業承継
日本政策金融公庫で支援

 日本政策金融公庫では4月から、事業承継マッチング支援を全国152支店で本格的に展開する。この取り組みは、後継者不足のため廃業を検討せざるをえない事業者と、創業を希望する人のニーズを集約し、地域を越えて両者を引き合わせるもの。2017年版中小企業白書によると、休業・解散企業のうち約半数が黒字で、日本公庫総合研究所の調査では後継者不足の理由から廃業を予定する事業者が全体の3割となっている。そこで、1件でも廃業を減らし次代につないでいくことを目的としている。

 試行的に実施した東京本店では今年度すでに25

件の実績がある。小田原支店でも現在、譲渡希望者、創業希望者の相談を積極的に受け付けており、今後さらに力を入れていくという。

 同支店が管轄する県西2市8町などは他エリアからの創業希望が高まっており、久保幸一支店長は「観光地でもあり、地域産業が活発な魅力的なエリア。廃業を減らし、地域の活性化につなげていけたら」と意欲をみせる。

 問い合わせは同支店【電話】0465・23・3175(小田原市城内1の21小田原箱根商工会議所会館3階)へ。

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