明治後期の豪雨被害を受けた栢山神社(小田原市栢山859)が1920年の再建築から100年を迎えた。現在、地域の氏子らが敷地内の整備を進めており、2月23日(日)には令和の記念と合わせ、ご神体お披露目などを行う「神殿建立100年祭」を催す。
かつての栢山村には八乙女権現社、白髭社、稲荷社があり、明治期の一町村一社の方針で3社のご神体を合祀し誕生したのが栢山神社。その後、酒匂川の氾濫で被害を受けた地域の復興に合わせ、同神社は1920年に再建された。
100年の節目に地域の歴史を改めて残していこうと、氏子らが昨年、神社の整備と記念祭を検討。神殿建立100年祭実行委員会を立ち上げ、メンバー23人で取り組みを進めてきた。
メンバーの一人、曽根年治さん(73)は「近くに二宮尊徳の生家があり、来訪者が栢山神社にお参りに来ることも多い。神社の歴史もきちんと伝えたかった」と話す。地域住民の賛助金で行われている整備は1月から始まり、由来を書き記した掲示板「縁起」を新設したほか、崩れていた灯篭や敷地にある碑の補修を行っている。
数十年ぶり開帳も
23日の催事では掲示板などの除幕式(午前9時30分)が行われ、神殿にあるご神体3体を開帳(10時から午後1時)。境内ではゲーム大会や地域住民らが吹奏楽、民族舞踊などを披露する。
曽根さんは「ご神体披露は数十年ぶり。これまで地域が大切にしてきた歴史に触れて欲しい」と話す。同祭は雨天時、演芸などが中止。問合せは曽根さん【電話】090・7403・0461へ。
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