3月に何者かによって油がまかれる被害にあった小田原市城址公園内の住吉橋の修復作業が、5月22日から数日を掛けて行われた。
修復を手掛けたのは、伝統工法や技術を継承する「おだわら名工舎」。市が、橋の付着物について研究機関に成分分析を依頼したところ「植物性の油」との回答があった。
作業では職人が、橋の欄干や床板に染み込んでいる油を中性洗剤とスポンジで丁寧にふき取っていった。続いて、周辺の木材との色の違いを目立たなくさせる技法「古色」として、香炉灰や硝煙などを調合した粉末を修復した部分になじませていった。今後も、状態を見ながら必要に応じて手を加えていくという。
小田原市文化財課では「市のシンボルである小田原城の文化財は市民の財産。今後同様の被害を防止するために対応を検討していきたい」と話している。
住吉橋は1990年に史跡整備の一環で復元され、2018年に架け替えられた。
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