箱根町の山口昇士町長(75)は6月11日、任期満了に伴う町長選挙(10月20日告示・25日投開票)に立候補しないことを表明した。この日に行われた6月定例会で山田成宣議員の一般質問に答えた。
6期目挑戦の有無を問われた山口町長は、最初に「20年間、町政運営にあたることができた。町政に理解を示してくれた町民に感謝する」と振り返った。そして、数年前から病院に通いながら公務にあたっていたことを明かし「歳を重ねるごとに健康面に不安を感じていた。そんな中、町政を任せられる立場になりうるのかと自問した時、ここで新しいリーダーにバトンタッチするのがふさわしいと判断した」と、次の選挙には出馬しないことを表明した。
記者団の質問に答えた山口町長は後継指名に関して「私は(後継者)指名するほど大物の政治家ではない」と否定した。一方「助役(副町長)が4代にわたって町長を務めてきた経緯がある。今後は新しい観光地のありかたが求められる。選挙のたびに次は民間からという声も聞かれたが行政に精通した人が良いと思う」と述べた。山口氏は1944年10月生まれ。箱根町企画課長、総務課長、企画室長を経て1993年から2000年7月まで助役を務め、同年11月の町長選挙に出馬し初当選。現在5期目。
コロナ対応が課題
箱根町の発表では、2019年の入込観光客数は、5月の大涌谷の噴火警戒レベルの引き上げや10月の台風19号被害による国道の通行止め、登山鉄道の一部区間の長期運行停止などで3年ぶりに2千万人を切る厳しい数字となった。
また、今年は新型コロナウイルス感染症拡大で、町内の旅館・ホテル、土産物店、町民生活は多大な影響を受けており、経済の立て直しが急務となっている。町内の若手飲食店経営者は「20年間箱根町のために尽力してきた山口町長には感謝の気持ちです。大変な時期ですが、次の町長も箱根町のために頑張ってほしい」と話した。
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