小田原市内のゲストハウス3店が協力し、地元向けにイベントを提供し、新たな顧客獲得に向け奮闘している。
これまで外国人観光客をターゲットに事業を展開し、順調に宿泊客も増えていたが、コロナ禍で激減。市内でゲストハウスを営む梅宮勇人さん、中村力弥さん、内田佑介さんの3人は、この状況を打開しようと、これからの地域や観光事業など考える「小田原ゲストハウス会議」を企画し、5月からオンラインで実施。市内の飲食店店主や小田原市観光協会の職員など30人以上が参加し、意見を交わす中で「意外と知らない地元の魅力」に注目した。
そこで3人は、これまで外国人向けに開催してきた酒匂川沿いを走る自転車ツアーを地元向けに試験的に6月に企画。3人も街を走ることで「何百回も通ったことがある橋。その下に初めてきたら見たことのない風景があった」と小田原の魅力を再発見したという。
また、7月3日(金)には市内の飲食店をめぐるはしご酒の企画も進めている。内田さんは「小田原の魅力は『人』。あの店に行きたい、あの人に会いたいなど心の地元を作る旅を作りたい。今後も様々な企画を実施していきたい」と話している。
自転車ツアーやはしご酒の問い合わせは、フェイスブック「小田原ゲストハウス会議」又は、事務局【メール】info@tipyrecordsinn.comへ。
![]() 6月の自転車ツアーの様子
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