駅のシンボルで、街を元気に――。このたび小田原駅に乗り入れる鉄道5社が共同して、小田原提灯の折鶴アートを作成した。
新型コロナウイルスにより閉塞感が漂うなか「小田原に希望の光を灯せたら」と東日本旅客鉄道(株)の堀口元気さん(26)が発案。駅の顔・大提灯が昨秋破損、現在撤去されていることもあり「願いを込めるといえば折鶴。提灯を作って飾ることで明るく照らしたい」と思い立った。5月初め各社に呼びかけると快く賛同。構内で告知したところ利用客や市民からも折鶴が寄せられ、各社の職員が折った鶴と合わせた約7千羽で、千羽鶴をあしらった180×90cmのアートが完成した。
6月24日には5社の駅長・管区長が集結してお披露目式を行い、堀口さんは「今後多くの人の目、心に届いて街を明るく灯せれば。(5社共同について)駅のあるべき姿と思う」と話した。
折鶴アートは今後各社の改札口付近で展示される。▽東海旅客鉄道(株)…6月27日〜29日▽小田急電鉄(株)・箱根登山鉄道(株)…30日〜7月2日▽伊豆箱根鉄道(株)▽3日〜5日▽東日本旅客鉄道(株)…13日〜19日など(8月末まで巡回して展示予定)
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