小田原市内在住のシンガーソングライター、木下明士(あきひと)さん(41)が「しけかけのモク」として初となる作品を発表した。
市内や都内のライブスポットで活動を続ける木下さん。今回リリースした「ホッピーエンドe.p.」はこれまで好評だった5曲を収録。8月5日から配信がスタートするが、先行して発売したCD(1千円)にはボーナストラックが1曲追加されている。
普段のライブは弾き語りが中心だが、今作にはリズム隊が入ったバンドサウンドからストリングスアレンジが施された楽曲など、これまでの活動を知る人にも新鮮な曲調に仕上がった。
「バンドアレンジでもアコギ感は残しつつ、軽快な感じになりました」としつつも、歌詞は一筋縄ではいかないのも聴きどころ。小田原ならではと言えそうな1曲『SDGs』は、世界が幸せになれるテーマと言いつつ「人は何らかの矛盾を抱えながらポジティブに生きていくんだ、と皮肉も込めています」と笑う。
「自分がやりたいことを楽しみながら、これからも無理をしないスタンスで」と話す木下さん。8月には市内でのライブも予定。ミニアルバムはライブ会場で販売されるほか、HP( https://shikemoku.thebase.in/)でのネット販売に加え、栄町のカフェワンダフル、ギャラリーNEW新九郎(ダイナシティ)でも取り扱っている。
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