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真鶴出版 8月始まりカレンダー発売 「貴船まつり」が節目

文化

公開:2020年8月1日

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左から川口さん、山田さん、鈴木さん『港町カレンダー2020.08-2020.12』(A4変形24ページ1,320円 税込)真鶴出版、同社HP、真鶴町観光協会ほかで販売中
左から川口さん、山田さん、鈴木さん『港町カレンダー2020.08-2020.12』(A4変形24ページ1,320円 税込)真鶴出版、同社HP、真鶴町観光協会ほかで販売中

 真鶴町にある「真鶴出版」が「港町カレンダー」を7月に発売した。地域最大の「貴船まつり」(7月)を真鶴の1年の節目と捉え、8月始まりのオリジナルカレンダーの新商品だ。

 制作は、移住者の編集者、画家、デザイナーの3人。出版社の代表を務める川口瞬さん(33)は2015年に真鶴町へ移住。真鶴の情報を書籍などで発信しながら、実際に宿泊もできるユニークな事業を行っている。

 カレンダーは、町の人々が貴船まつりに向けて1年を過ごす様子から8月始まりの仕様。最初の制作は3年前。オフィスに宿泊拠点を作る際、クラウドファンディングの返礼品として制作。絵は画家の山田将志さん(34)が担当し、貴船まつりや商店を描いた。町民から販売を希望する声が上がり、翌年の第2弾から販売を開始した。

 さらに今年、デザイナーの鈴木大輔さん(26)が加わったことで、「心地良いと感じている今の暮らしを伝えたい」と企画を一新。名称も「港町カレンダー」と改め、ふと見下ろす町並みなどを描き、日常のエッセイも追加した。

 今年は新型コロナの影響で貴船まつりが中止となり、「穏やかで過ごしやすくもあるが、一層(まつりに)焦がれる」と3人。カレンダーは8〜12月と1〜7月に分け、後半は今後企画を詰めていく。川口さんは「ハレの日ではなく、ケの日の港町の暮らしを載せたい。太鼓の音などまつりに向かう空気感も盛り込めたら」と話した。

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