小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2020年8月22日
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小田原市酒匂の神名部耕二さんが栽培している野菜畑で、サトイモの花が開花した。農業技術センター普及指導部野菜課によると「サトイモの着花は一般的に珍しいといわれているが、品種によって日本の暖地でもまれに着花することがある」という。
今回開花したのは、石川早生という品種。神名部さんが昨年度収穫した親芋を春先に20株ほど植えたところ、一株だけ花を付けているのを8月8日に確認。翌日畑に行ってみると、黄色い仏炎苞に包まる小さな花を見ることができたという。
東南アジア原産のサトイモは高温・多湿を好み、子孫繁栄を象徴する縁起物で花言葉も「繁栄」。神名部さんは「今年の長雨と暑さで開花したのかもしれない」と話す。長年栽培を続けてきたが、今回初めて開花を確認でき「今まで見たことがないことを考えると、ラッキーなことですね」と笑顔を見せた。
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