神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

小田原市放課後児童クラブ 初の公設民営へ 10月から開所時間拡大

教育

公開:2020年9月12日

  • X
  • LINE
  • hatena
スポーツプログラム実施の様子=提供/(株)明日葉
スポーツプログラム実施の様子=提供/(株)明日葉

 小田原市の放課後児童クラブの運営が、10月1日から株式会社明日葉(本社/東京都港区)に委託される。民間委託は初で、期間は2023年9月30日まで、実施場所は片浦小学校子ども教室を含む小田原市内25カ所。

 放課後児童クラブは、就労や疾病などにより保護者が放課後養育ができない児童に対し、生活と遊びの場を提供する施設。小田原市ではすべての小学校で空き教室を利用して開所しており、1993年度から市直営で運営してきた。小学校の児童数が減少し続けている反面、入所人数は毎年増え続けており、9月1日現在で1621人。指導プログラムの充実や開所時間の拡大が求められる中、市の体制で課題解決が難しくなったことから、今年3月の市議会で運営業務を民間に委託することが承認された。

 6月に公募型プロポーザルを実施し、応募があった3社の中から東京都と神奈川県で保育園や学童保育などを運営している同社に決定。委託に伴い、これまで放課後(土曜、夏・冬・春休みなどは午前8時)から午後6時30分だった開所時間が前後30分ずつ拡大し、放課後(同午前7時30分)から午後7時となる。利用料金は月額7千円のままだが、午前7時30分から8時、午後6時から6時30分、6時30分から7時は、それぞれ30分間の利用ごとに100円の延長料金が必要となる。また、ICカードによる入退室管理システムを導入。児童の入退時の通知メールを保護者に配信する。専門家によるスポーツプログラムや料理教室なども実施していく予定。常駐する指導員の変更は原則ない。市教育委員会の担当者は「子どもたちがさらに楽しめる、安心・安全の環境を提供していければ」と期待を寄せている。

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6

「歌とダンスで笑顔に」

「歌とダンスで笑顔に」

同窓会を機にフェスタ企画

11月16日

整備・活用の方針示す

旧市民会館跡地エリア

整備・活用の方針示す

小田原市 基本構想を発表

11月16日

男子駅伝、県で2連覇

相洋高校

男子駅伝、県で2連覇

1区から抜け出し完全優勝

11月9日

3事業にグッドデザイン賞

3事業にグッドデザイン賞

地域に根差す事例が高評価

11月9日

巨人から5位指名

泉中出身宮原さん

巨人から5位指名

プロ野球ドラフト会議で

11月2日

自民・牧島氏 僅差の勝利

衆院選神奈川17区

自民・牧島氏 僅差の勝利

佐々木氏は比例復活

11月2日

デイサービスお花端

【介護職員/正・パ】オープニングスタッフ追加募集

https://accommocare.jp/health-concierge-ohanabata/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 11月16日0:00更新

  • 11月9日0:00更新

  • 11月2日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • 1/Fゆらぎ

    元セリエA記者・佐藤貴洋がFリーグ解析

    1/Fゆらぎ

    1/fゆらぎのような「五感に響く心地よさ」をFリーグで

    11月9日

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook