地域課題に取り組む「ノンブランド小田原」の小林瑞歩さん(早大4年)と高校生、大学生4人が10月8日、「小田原市の方向性やビジョンを知りたい」と、守屋輝彦市長と意見交換を行った。小林さんは5月の小田原市長選挙の際に、投票を呼び掛けるサイト「VOTE FOR ODAWARA」を運営。候補者へのインタビューも経験している。今回は小林さんと石黒詩織さん(同)、押田彩音さん(明大3年)、私立高校に通う佐藤萌々花さん(3年)、草山健吾さん(2年)が訪問。ほかにも3人がビデオ通話で参加した。
メンバーからは「市長が思う小田原の強みとはどんなところか」「移住促進のために実施していることとは」「民間のリーダーとはどんな人なのか」、「今後重点を置きたい分野」など、切り込んだ質問が続いた。また、活動を通して感じた「縦割り行政」への課題や「年代別の投票率が知りたい」などの提案も投げ掛けた。
約80分の対談を終え、「市長が、まちの将来を語り合える場について言及したことが印象的。地域で生活している人を群集ではなく個々に見る視点が必要」、「若者課の設置など、一若者としてポジティブに捉えることができた。若いからこそ感じることを市政に訴えていきたい」とメンバー。守屋市長は「高校・大学生が地域や社会に関心を持ち、主体的に行動していることは大変うれしい。鋭い質問も多く、議会答弁のように緊張した。若者の今後に期待します」と話した。
メンバーによる意見交換のレポート記事はウェブサイト「タウンニュース政治の村students」に近日公開予定。【URL】https://seijinomura.townnews.co.jp/students/
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